紋付き袴&白無垢のウェルカムボード

冬になると、腹痛そして下痢になる子どもが増えてくるようです。冬の下痢は感染症による場合があります。
特に2歳以下の小さなお子さんは、ロタウイルス感染症にかかりやすいです。ロタウイルス感染症にかかると下痢や嘔吐といった症状になります。症状は1週間以上も続くことがあります。
ロタウィルス感染症の時の下痢便は白っぽく水のような状態です。嘔吐は全員に見られるわけではなく、症状がでても下痢より早くおさまります。気をつけなければいけないのは脱水です。下痢と嘔吐で水分が失われ、吐き気のためになかなか水分が摂れなくなります。脱水がひどい場合には点滴や入院が必要になるケースもあるので、注意しておきましょう。脱水が心配ですが吐き気が強いときに、無理に水を飲ませるのは嘔吐してしまう場合もあるので、吐き気が落ち着いてからお水を飲ませるといいでしょう。吐き気がなくなったら、おかゆなどの消化のいい食べ物を食べるといいでしょう。

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尿管結石は、わき腹の激しい痛みがあり、冷や汗、吐き気、嘔吐も症状としてあるのが特徴です。熱や下痢の症状はありません。尿管結石は、腎臓にできたカルシウムや尿酸の結石が下りてきて、尿管をふさぐ病気です。ほとんどが片側のみに起こります。
結石が尿管をふさぐと、尿が腎臓から出られなくなるため、激しい痛みを生じさせます。多くの場合、自然に治癒しますが、大きな結石の場合は内視鏡を使って除去します。
クローン病は下痢、血便、腹痛、発熱、体重の減少、全身のだるさなどが症状としてあります。クローン病は若年層に多くみられ、消化管に炎症や潰瘍が起こります。小腸の末端部に発症することが多いです。
胆石症は発作のように突然起こり、激しく我慢できない腹部の痛みが症状としてあります。胆石症は、胆のう、総胆管、胆内胆管に胆石ができ、激しい腹痛発作等が起きることがあります。日本人の成人は約50%が胆石を持っているといわれています。胆石は30〜40歳代に多く、太った人、ストレスの多い人、デスクワークをしている人に多く、男性より女性に多い疾患です。

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急性すい炎は、みぞおち周辺の突然の痛み、背部痛、発熱、吐き気、おう吐などの症状があります。急性すい炎は、膵液中の消化酵素が膵臓自体を自己消化してしまうことで起こります。原因の主なものは胆石症とアルコールの過剰摂取です。
胃潰瘍は上腹痛、胸やけ、吐き気、おう吐、吐血などの症状があいります。胃の粘膜が消化液に侵されて炎症を起こし、粘膜がただれたり欠損して孔が開いた状態です。治りやすいのですが何度も再発をくり返しやすいという特徴を持っています。
十二指腸潰瘍は、激しいみぞおち痛、胸やけ、黒色のタールのような便が特徴です。潰瘍の発生場所が違うだけで、胃潰瘍と同じ病気ですが、十二指腸潰瘍は胃酸の果たす役割が大きく、胃酸の分泌が活発で過分泌の人がかかりやすい疾患です。

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